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社長の明太よもやま通信 VOL.13

社長のよもやま通信

 

さて、この原稿を書いているのは、令和2年の2月です。

もう今年の、北海道でのスケソウダラの漁は終わりました。

漁獲量は昨年よりも若干減少という感じです。海水温の上昇もあり、今年も厳しい漁となってしまいました。
今年は、その中でも「良い卵を」と今年は北海道中を駆け回る日々、暖冬とはいえ九州人には寒い北海道を電車を乗り継ぎ乗り継ぎ頑張ってまいりました。

これから私たち明太子の業界は、この近海子の漁が終わると、3月にアラスカ沖で漁獲された「アラスカ卵」そして3月後半から4月にかけてロシアで漁獲された「ロシア卵」のオークションが行われます。

アラスカの卵は、アメリカのシアトルで、ロシアの卵は、お隣韓国の釜山で入札というのが行われます。

シアトルも釜山も、港の近くにある輸出入の業務用の冷凍倉庫がある会社で行います。
いろいろな会場があるのですが、「ここは、本当にアメリカか?」というぐらいに、日本から明太子やたらこを扱う会社さんが一同に集まります。
なかには、この入札会場でだけしか毎年挨拶をしない人だとか、もう何十年も挨拶だけはするけど、商売はまったくなかったり、そして「あの人最近見ないね~」などなど、お互いの近況を交換したりしています。

そして、入札会場の検品がおわると今度は、夕食なのですが・・・。
やっぱりその夕食会場も同じ日本人なので、だいたい似たような場所だったりして・・・。
「ねえねえ、今年の〇〇社の卵はどう思う~?」などなど、食事の時にも情報交換・・・。

この入札会場、一年の商売を大きく左右する大切な仕事でもあるんですが、結構私たちにとっては同じ明太子を商材にして戦っている仲間ばかり。なんだか、戦友に会うような感じで楽しみでもあるんですよ~

明太子業界って博多のローカルに見えて、結構ワールドワイドな世界なんですよ♪