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社長の明太よもやま通信 VOL.9

社長のよもやま通信

 

今回は、島本食品の成り立ちのお話を少ししてみたいと思います。

そもそも島本食品は島本さんという方が創業されました。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、福岡の東側、和白と呼ばれるちいさな街で産声をあげました。

本社

当時は新幹線の開通も手伝って、明太子が博多土産として広まりだしており、同時に、辛いものといえば明太子、「明太子は辛いけど美味い」というような時代でしたが、島本は、その真逆、「辛くない明太子」「辛くなくて味が美味しい明太子」ということで、評判をいただきました。

その当時を知る社員さんの話を聞くと、本当に最初は小さな店で、家庭用の冷蔵庫1個からはじまったそうです。

でも、その小さな店に、「もらって美味しかったから、買いに来ました」「いただいて美味しかったので、私の贈り物に使いたいから送ってください」などなど、あっという間に近所のみなさんの評判になり、次から次に、小さな店にお客様がご来店けるようになりました。

辛子明太子工程水切り

そのうち、和白の街でもお陰様でたくさんのいい評判をいただくようになり、ついには、和白のみなさんが応援してくださって、全国に口コミだけで広まっていきました。

本当に、ありがたいことです。「明太子は島本じゃないといかん!!」というお客様が今でもたくさん、地元にいらしゃるのは、本当にうれしいことだと思います。

まさに、地域のみなさんに支えられ、かわいがっていただき当社は育っていくことができたのでした。ですから、お客さま同士の「信頼の連鎖」の中で育てていただいた、だからこそ、その信頼にお応えするためにも、ものづくりだけは、絶対に手を抜くわけにはいかないのです。

そう考えてみますと、私たちは、素晴らしいお客様たちとご一緒させて頂いているということに感謝しないわけにはいかないのです。みなさま、本当にいつもありがとうございます。

明太子